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「海辺のコテージ」リフォーム

こちらでは弊社が今までに手がけた事例をご紹介いたします。

入江を一望できるコテージの改装です。

周防大島は、瀬戸内の眺望に恵まれ別荘やセカンドハウスが点在しています。

今回の施工現場はそんなセカンドハウスで、ログハウス調のコテージです。

築15年程経っていて、床の痛みがひどく、フロアーの張替のご要望でした。初めて現地におじゃました際、油断するとフロアーを踏み抜いてしまいそうな状態でした。

また海に面した立地で、外壁の塗装が剥げて杉板が傷んできたこともご心配されておりました。

まずは、予想される白アリの被害状況を把握して、構造的に弱くなった被害箇所の調査をしました。

セカンドハウスとして、常時住むわけではないご事情とご予算を考慮して、被害箇所の補強と白アリ防除を行いました。

また、外壁と屋根については劣化した塗膜を高圧洗浄して雨漏れ予防のシーリングを打ち直した上で再塗装しました。

住宅の構造を揺るがす程の白アリ被害からの再生リフォームとなりました。ぜひご覧ください。

before

床は下地から床材まで全て重度の白あり食害が見られました。

スタッフからのコメント

湿度のない所でも自ら水分を運んできて湿しながら加害するのはイエシロアリの特徴です。

加害速度が速く、被害が激烈なため、早期の対策が必要となります。

after

防蟻処理された木材で下地を組み直しました。

スタッフからのコメント

このように玄関土間周辺部では基礎と土間の接続部の亀裂を伝い、白アリの通り道となることがあります。このような場合は、土間に小さな穴を開けて土間下の土壌まで防蟻処理を徹底します。

before

柱を伝い、梁や2階の柱まで白アリの食害は広がっていました。

スタッフからのコメント

湿度のない所でも自ら水分を運んできて湿しながら加害するので、被害は床下に留まらず、2階も含め建物全体に及びます。

 

after

防蟻処理された木材で柱や梁を組み直しました。白っぽく見えるのが、差し替えた檜の柱です。

スタッフからのコメント

素手でさわるだけで、サクッと折れてしまう程の食害です。白アリが侵入して2年目で食害は2階にまで及んでいます。早期対策が重要です。

耐震補強をしながらリフォーム

セカンドハウスとして、常時お住まいでないご事情とご予算を考慮して、被害箇所の補強を中心に耐震改修を致しました。

本来、柱の交換をする場合は前述の写真の通り壁・床・天井全て解体しての工事となります。

施工内容を簡素化して、予算を少なくするため、解体せずに、隣接してもう1本柱を入れて繋ぎ合わせる施工法を採用しました。

 

 

 

施工後

ひどい被害が見られたクロゼット左側の柱は交換して、お施主様のアイディアで、キッチン側にはニッチの調味料棚を付けることとなりました。

床板はお施主様のこだわりで、節もそのままのワイルドなナラ無垢フローリングです。ご家族にもやさしい自然塗料の仕上げです。

無垢の木をふんだんに使った素敵なコテージに再生されました。

施工後

海辺に建つコテージは潮風や強い日差しの影響もあり、杉板の外壁の塗装は剥げて、板の劣化が始まっていました。

また、コロニアル瓦も同様に色あせ、一部塗膜剥離が進行していたため、外壁と屋根の再塗装をしました。

錆の出たサッシを塗り替え、外壁等のコーキングを打ち直し、内装・外装ともにすっかり一新されました。

 

こんな白アリ対策も

今回、白アリ被害のコテージを改装するにあたり、様々な工夫をしました。

白アリ駆除は床下は勿論、柱、梁など上部の躯体も処置しました。また基礎の廻りや土間の裏側も徹底的に土壌処置を施しました。

また、壊滅的な被害があった床下は、基礎高が低く、床下の空気が滞留していたため、床下空気を攪拌させながら、強制的に空気を吸い出す換気装置を設置しました。

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